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教育長による授業「学校経営と管理」の講義を開催

羽生市教育委員会教育長 秋本 文子 先生
加須市教育委員会教育長 渡邉 義昭 先生
行田市教育委員会教育長 森 郁子 先生

夏休みの猛暑の中、
地域の教育界をリードする3氏の講義が本学で行われました。
平成28年8月1日(月)は秋本文子先生、
8月2日(火)は渡邉義昭先生、
8月5日(金)は森郁子先生が、本学2年生に向けて、
午前中いっぱいお話くださいました。
どの先生からも長年の教育実践に裏打ちされたお話をいただき、
学生にとって将来の保育士・教諭として指針となる
貴重な学びの機会となりました。

○秋本文子先生
初めに、「子どもが先生を見ている」というご自身の文章を読み、
先生という職の重要性を説いて下さいました。
そして埼玉県の教育の振興に関する大綱や指導の重点、
埼玉教育の概要を述べられ、
「教育は市民サービスの最先端~5S~」、
地域から信頼させる教職員に、学校安全の推進、
震災から学ぶ等をお話下さいました。
最後にグループワーク「一年後そして十年後の私」を行い、
「夢をもってがんばって!」と未来への可能性を訴え、
また女性の素晴らしさをも説いてくださいました。

   

○渡邉義昭先生
「今年は、「学校経営と管理」というテーマに迫ってみます!」
との意気込みを語られ、お話をいただきました。
様々な学校事故をとおして、
その概要、問題点、学校の体制、賠償金額等を述べられました。
学生にとって、「職」の重要性や重さを身近に感じる機会となりました。
また、先生は事前に幼稚園に行き、
沢山の現場の写真をスライドにし、学生に提示し、
そのカードから「気づいたこと」を話し合わせました。
そして、学生の気づきを沢山褒めてくださいました。
「カバーを付け、子どもが指を挟まないように壁と棚の間を埋めている工夫」
「ブランコで一番危ないことは何ですか?」・・・等々。
「安全という視点から何が問題か?」理解を深めることが出来ました。

   

○森郁子先生
パワーポイントで資料を作成され、
これまでの教育実践から学んだ様々なエキスを率直にお話いただきました。
「学び続ける教師をめざして」
「この仕事は人を育てる崇高な仕事であること」
「子どもとの出会いの大切さ」等を
述べられました。
さらに、教師の心得、
「コミュニケーション必須の5要素」
(あいさつ、表情、身だしなみ、言葉づかい、態度)、
子どもの感性と教師の間合い、必要な「SSSD」、
言葉かけのポイント(伝わらなければ意味なし)、
本気度+純粋性、保護者との出会いと心得・接し方のポイント等
多様な視点からお話いただきました。
途中、ワークシートによる演習問題も行い考えを深めることができました。

   

どの先生方も、工夫され、
保育士・教諭に求められる安全や管理についてわかりやすく
講義されました。

暑い中、講師の先生方ありがとうございました。

「学校経営と管理」担当 教授 伊藤

教育長による授業「学校経営と管理」の講義を開催

2016.08.08

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