今日の心がけ~職員のスピーチ~
母を訪ねる
2019.11.06
今年のゴールデンウィークは、いつも子育てに奮闘している妻に代わって、子供達の面倒をみることにしたAさん。
子供たちがDVDを観たいというので、近所のレンタルビデオショップへ行きました。
DVDが並ぶ棚を眺めていると、あるアニメのタイトルが目に留まりました。
それは、Aさんが子供時代に放映されていた「母を訪ねて三千里」です。
出稼ぎに行ったきり音信不通になった母を訪ねるため、旅へ出るマルコの成長の物語に、感動で涙が止まりませんでした。
「母を慕う気持ちは、三千里の距離を超えるんだな。自分も母に会いたい。」と思ったAさんは、近所の実家へ子供たちと出かけました。
◇今日の心がけ◇名作に触れましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
私も子どもの頃、よくテレビを観て過ごしました。
当時のアニメ作品は、その多くが子供向けに作られていることもあり、悪に立ち向かう勇気や他人を思いやる心などシンプルなメッセージが込められていいたように思います。
ヒーローにあこがれて真似をし、物語の主人公に共感して涙を流すなど、子供なりに感情が強く揺さぶられる事もあるでしょう。
私自身も、「母を訪ねて三千里」は、印象深く残っています。
子どもが夢中になる人気アニメなどでは、正義や友情の大切さを知るうえで、その影響力も大きいです。
名作は時代の流れや価値観に左右されることなく人の心に刻み込まれます。アニメに限らず、音楽、映画、演劇など様々なジャンルにおいて、より良い作品に出会う機会を持ちたいと思います。
そして幾つになっても素直に感動できる心を大切にしたいです。
教務係 寺田