今日の心がけ~職員のスピーチ~
片づけは準備
2019.11.07
使ったものをあるべき場所に戻さずに、見つからないことはないでしょうか。職場における机の整理や収納を例に考えてみましょう。
収納カウンセラーの飯田久恵氏は、「片づけは次に使うための準備であり、物を活かすこと」と述べています。
そして整理・収納を行なうためには、段階的な五つの手順が必要であると提唱しています。
①何が必要で、何が不要かを決める、②不要なものを取り除く、③置く場所を決める、④取り出しやすいようにする、⑤快適に使うには、日々の維持管理が必要。
この五つのステップを参考にして、点検してみましょう。
物があるべきところに収まっていると、仕事で使いたいものをすぐに取り出せて、一日の業務ははかどります。
物を片づけるとは、一つの区切りをつけることです。
習慣化してくると、一つひとつが一定の時間内に完結でき次なる課題もスムーズなスタートが切れるようになるのです。
今日のこころがけ◆仕事のけじめをつけましょう
(『職場の教養』: 一般財団法人倫理研究所より)
これから年末の大掃除の時期ですが、片づけ・整理・収納することは気力・体力ともに大仕事です。
以前私は、ただなんとなく片づけをすると時間がかかり、迷ったものはまた別の場所にしまうという事がありました。
家や職場で必要・不必要を決め、必要なものを置く場所を決めていますがそれができていないと次の人が困り、仕事が滞ってしまいます。
自分が日々の維持管理を心掛けているのはキッチンです。
作る・洗う・片づける作業、一つ一つの区切りをつけることできれいに気持ちもスッキリ、また次のキッチン作業もやりやすい状態でいられます。
学生生活の中でも毎日、身の回りの片づけができることから、周りが見えて物を大切にする公共心が育つと思います。
これから子どもにそれを教える立場となる学生には、是非、習慣化してほしいと思いました。
庶務係・図書館 松本