今日の心がけ~職員のスピーチ~

歩く姿勢

2019.10.10

Nさんは、毎朝の通勤時に同じ男性とすれ違います。
背筋をしっかりと伸ばして、腕を大きく振って歩く姿勢に、いつも感心していました。
その一方で、背中を丸めながら、うつむき加減で歩く人も多くいます。
Nさん自身も、どちらかといえばそのタイプです。
毎朝すれ違う人たちの姿を見ながら、Nさんは、自分も人から「見られている」ことに気づいたのでした。
それからは、爽やかな印象を与える歩き方を意識するようになりました。
背筋を伸ばして、視線を上げるといった工夫をするうちに、時には、すれ違う人と軽く会釈を交わすようにもなりました。
「見られている」という意識は、適度な緊張感を生み、所作や振る舞いを正してくれます。
また、自分を通して、会社が見られているともいえるでしょう。
 自分の歩き方のクセは、なかなかわからないものです。
それでも時々「見られている」ことを意識して、自分の歩き方を点検してみましょう。

今日の心がけ◆颯爽と歩きましょう
「職場の教養」(一般社団法人倫理研究所より)

子供の頃、親から「姿勢をよくしなさい」と言われ、私が生まれる前に亡くなっていた祖父のことを話し、いつも背中を反るように歩いていたことを聞かされていました。小学校の授業参観などでは、背中を丸めて座っている姿を後ろから見られ、家に帰って叱られた記憶もあります。

私が周りの人より背が高いと意識するようになり、背筋を伸ばしていることが気持ち良く感じていましたが、社会人となって、これまでの職場の上司に小柄な方が多く、どうしても見下ろすように会話することになり、それに申し訳なく感じ、相手の目線の位置に合わせようとして、結果的に姿勢が悪くなっていたように思います。
座る姿勢は相変わらずで、改善しようとパソコンモニターの位置を高くしてみたりしましたが、そこに加齢で衰えた腹筋も影響してきたような気がします。

お洒落をしたい、恰好良くいたい、そういう意識は「見られている」からこそ考えるものです。人は誰でも他人を見ます。その受け止め方で、姿勢だけではなく、身嗜みを正すことができます。

学生は今、就職活動の真っ只中です。面接での見た目の印象は結果を左右します。その支援をする立場としても、説得力があるように姿勢よく歩きたいと思います。

事務局 係長(進路支援担当) 中村 周

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