今日の心がけ~職員のスピーチ~

恩師の言葉

2019.08.24

「落ち込んでる暇はないぞ」。これはU産の胸に刻まれる恩師の言葉です。
高校時代、バスケットボール部に所属していたUさんは、夏の大会を前に足を怪我してしまいました。
落胆し、しょげているUさんを見た部活動の顧問は、Uさんを職員室に呼び出しました。
そして、叱咤激励したのでした。
「落ち込んでいる暇はないぞ。たしかに君は、他の部員と同じような練習はできないけれど、足を故障している今だからこそ、できるトレーニングもあるんだよ。努力は決して人を裏切らないぞ」
Uさんは、その言葉で目が覚めました。
そして、足にあまり負担をかけずにできるシュート練習を徹底的に行ったのです。
数か月後、Uさんが試合に復帰した際は、以前にも増してシュートの精度が高まり、初めて顧問の期待に応えられるプレーができたのでした。
今年の同窓会で、二十数年ぶりに恩師と再会したUさん。鮮明に甦った恩師の言葉は、今もUさんを奮い立たせ、励ましてくれています。

今日の心がけ◆今できることに精一杯取り組みましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

失敗したり、思うようにいかなかったりして落ち込むことはよくあります。
そんな時は、暗い気持ちを引きずってしまい、何をやっても上手くいかないなどと全てのことが悪い方向に向かってしまいがちです。

しかし、このように、状況に応じて自分のできることを考えて実行することで、結果的によりよい方向になる事はあると思います。
良くない状況に気をとられて、なかなか自分では気づけないこともありますが、同じ事でも気の持ちようで、いくらでも変わるものです。

人からの声かけで違う見方を知り、気持ちが変わったということもありますので、私は暗い気持ちになっている人がいれば、なるべく良い言葉をかけられるようにしたいと思っています。

自分はもちろん、周りの人にも目を向け、前向きな気持ちで今できることに取り組むことを心がけたいと思いました。

教務係 相馬

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