今日の心がけ~職員のスピーチ~
名前のルーツ
2019.08.21
Mさんは三人兄弟の末っ子です。 上の兄たちの名前は漢字一文字ですが、Mさんだけは三文字です。
以前から自分の名前の由来に疑問を持っていたMさんは、ある時、両親にそのことを聞いてみました。
そして、「三人とも、健康で立派な人間になってもらいたい」と願って付けた名前であることを知り、両親の愛情に感謝すると共に、勤務している会社の社名など「名前」の由来に興味を持つようになりました。
「名は体を表す」といいます。
人名・社名・商品名などにはそれぞれ意味や由来があり、思いが込められています。
地名には歴史が刻まれています。
すべてのもには名前があり、名前がなければ存在しないのと同じです。
由来や歴史を知ることを通じて、名前を大切にしたいものです。
今日の心がけ ◆ 名前の由来を知りましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
昨日、雨上がりに二重にかかるとてもキレイな「虹」を見ました。
この「虹」についてご紹介します。
ご存知の通り、虹は大気中に浮遊する水滴に光が反射・屈折することで
みられる現象です。
ちなみに月の光でも見られるそうです。
「虹」という漢字は、部首に虫という字が使われています。
この虫はへびを意味し、昔は竜の一種と考えられ、右側の工は、かなめやさしがね・のみといった工具を意味していて、
さしがねやのみはつらぬく道具であることから「天空をつらぬくへび」という神話的な意味からこの漢字ができたそうです。
虹の見え方は日本と外では違い、呼び方でもわかります。
英語では、Rainbouw(レインボー) →「雨の弓」そのままの意味になり,またフランス語では、arc-en-ciel(アンカンシエル)といい、
「空にかかるアーチ」という意味です。
日本語の名前の由来だけではなく、外国語と比べてみることのおもしろさにも気付きます。
名前には必ず意味があるということを改めて認識し、普段、正式名称も知らずに使用したり、目にしている物へにも意識を向け、名前のルーツを調べてみようと思いました。
教務係 栗原