今日の心がけ~職員のスピーチ~

思わぬ激励

2019.08.19

入社して二年が経とうとするKさんは、仕事が思うようにできず、憂鬱な日々を過ごしています。
そんなKさんですが、なぜか周囲の先輩から、かわいがられる存在です。
後輩からも慕われています。
ある時、Kさんは、日頃の疑問を上司に尋ねてみたのです。
「こんなダメな自分なのに、なぜ目をかけてくれるのですか」と真剣に話すKさんに、上司は笑いながらこう言ったのです。
「答えは簡単。君は不器用だが、ひたすら一生懸命だ。早く出社して、人が見ていないところで努力している。それに、失敗したら正直にすぐ謝るだろう。」
思いがけない上司の激励に気力が湧くKさんでした。

◆今日の心がけ◆チームの結束を高めましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

仕事ができて、目に見える成果を上げられて、評価される人はごく一部の人だと思います。
大抵の人は、自分なりに効率良くとか、先回りして準備したりなど、頑張っているけれど上手くいかないことがあり、自己嫌悪になることがあると思います。

そんな時にこのお話のように、誰かがその頑張りを見てくれていて、そこを良いところだと言ってくれたら、また頑張ろうという気持ちになれます。

ですが、自分なりに頑張っていたとしても、注意されたことを聞き流したり、アドバイスを貰ってもちゃんと聞き入れなかったり、誰かのせいにして終わらせようとしたりする人は、周囲の人には分かってしまうので、ただの足を引っ張る迷惑な人になってしまい、頑張りも自己中心的なものになってしまいます。

せっかく頑張るのなら、誉められなかったとしても、周りのためになった方が良いし、間違えたのなら、周りに嫌な空気を残さず、素直に謝れる人間の方が良いと、私は思います。

結果として、それが良い人間関係を作り、成果に繋がるのだと思いますので、逆の立場の時には、相手をちゃんと見て、誉めたり激励できるようにしたいと思います。

庶務係 大澤

OPEN CAMPUS

オープンキャンパスの日程を見る

受験生向けのお知らせ

一覧で表示

在学生向けのお知らせ

一覧で表示

閉じる
閉じる
閉じる