今日の心がけ~職員のスピーチ~

やる気を引き出す

2022.11.23

人間の行動には様々なタイプがあります。
「やる気」をキーワードに、五つのタイプを挙げてみましょう。

①何事にもやる気を出して取り組み、周囲もやる気にさせる。
②何事にもやる気を出して取り組む。
③人から言われてやる気を出す。
④人から言われてもやる気を見せない。
⑤やる気がないばかりでなく周囲のやる気まで奪ってしまう。

客観的に見つめてみると、自分はどのタイプに近いでしょうか。
最も避けたいのは⑤のタイプです。
日頃の仕事や会議の時に、ふとした態度や不用意な言動で、周囲を嫌な気持ちにさせていることはないでしょうか。

逆に、目指していきたいのは①のタイプです。
困難な問題に直面し、周囲が諦めムードでも、果敢にチャレンジするひたむきな姿勢に、周囲も必ずや感化されていくはずです。

周囲を巻き込むほどのやる気を生み出す源は「何のために」という目的意識を明確にすることです。
目的を見失うことなく、日々精進していきましょう。

今日の心がけ◆目的を明確に邁進しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

⑤の人のように、そこに存在するだけで周囲をイライラさせてしまう人がいます。
周囲は士気が下がり、そのクラスの雰囲気が悪くなってしまったり、会社の場合は全体の仕事効率に影響がでてしまいます。

そのため、その人を指導したり、出来そうな簡単な仕事を作って与えてみたりと、不要なことを考えなくてはいけません。
それは誰かの時間を奪っており、会社の場合は利益に直結してしまいます。
やる気を出させて何かをさせるというのは、とても大変な作業だと思います。

しかし、そればかりを気にしていると自分の事が進まないため、①のタイプに目を向けて、学び行動していくように切り替えたいと思っています。

時間は誰にでも平等にあります。
それを何に使うべきかは人それぞれですが、私たちは目の前にいる学生のためを第一に考えて行動しなくてはいけません。
自分の行動が間違っていることがないか、ここでもう一度目的意識を見直し、正していきたいと思います。

学生係 田口

そのとおりですね。
どの組織(職場など)には様々な能力レベルの人が存在します。
人間社会だけでなく、アリなどの社会性を持つ動物にも「2:6:2の法則」がよく言われますね。

組織の中で何かを始めようとすると、最初から積極的に取り組む人は少数です。
多数の人が他人の動きや事の成果の度合いを確認するまで、参加しようとはしません。
しばらく様子をみて、成果が上がりそうだ、周囲の人が参加しそうだということから決めるのです。

これは不思議なことですが、社会ではこの2:6:2の法則はあてはまります。
これは能力の問題なのではなく、意識の問題で発生する割合ではないかと感じます。
できればやりたくない、皆がやるなら自分も、自分がやらなければダメになると感じることが行動となり能力となるのでしょうね。

「人間は制服通りの人間になる」とナポレオンの言葉がありますが、他人からの役割期待が役割行動として現れ、考え方まで変えてしまうのです。
5つの分類がありますが、それぞれに言えることがこの役割期待に沿った役割行動ができるかが重要なのでしょう。
信頼される保育者として育っていく本学の学生には、ぜひ5分類の①あるいは②であって欲しいと考えます。

そのためにも、学生をサポートする我々教職員が、学生の手本となるように行動しなければなりませんね。
例え、組織に「2:6:2の法則」があったとしても、その組織全体のレバルが高い位置にあればと考えています。
望んで「埼玉純真」の一員となった我々教職員は埼玉純真のために精一杯取り組みましょうね。

藤田

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