今日の心がけ~職員のスピーチ~

時代の終わりと始まり

2022.11.09

 間もなく、「平成」の時代が終わり、新しい元号の時代が始まろうとしています。
西暦に対して、和暦とも呼ばれる元号の始まりは、飛鳥時代の孝徳天皇の御代「大化」まで遡ります。
 最初の元号である「大化」が制定されて以降、これまで231の元号が制定されてきました。
明治以降は、皇位を継承する際にのみ、改元することが定められました。
一方、明治以前には、天災や飢饉、疫病や彗星の出現など、不吉な出来事があった際にも、たびたび改元されていました。
元号は、特定の時代を表わす呼称として、日本の歴史に深く根付いています。
「応仁の乱」「明治維新」などの歴史的な出来事や、「天平文化」「元禄文化」など、その時代の文化や思潮を表わす呼称として欠かせないものです。
「平らかに成る」という意味の「平成」には、平和が達成されるという願いが込められていました。
新しい元号の時代を夢と希望をもって迎えたいものです。

今日の心がけ◆希望を持って進みましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

新しい元号の「令和」になり、4年がたちました。
令和は、万葉集にある「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」との文言から引用したものだそうです。

 時代の文化や思潮を表す呼称として欠かせないものだと本文中にあったように新元号が発表される時は、私たちの生活に夢と希望をもったものになると期待し、ドキドキしたことを覚えています。

 今は、令和という元号にすっかり慣れましたが、「令和」には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味が込められているそうです。
 現在、元号を使用しているのは日本だけのようです。

 和の心を忘れずに生活していきたいと思います。

実習指導係 林

そうですね。
元号は中国の文化的影響を受けた国で使用されていましたね。
今はもう日本だけ(台湾や北朝鮮には似たものがあるようです)なのですね。

漢字文化はやはり優れたものだと改めて感じています。
一文字一文字にその意味を持たせ、その意味を組み合わせることで異なった意味を表すことができるのですから。
その組み合わせは数え切れません。

元号はその時代を写すものだと考えられますね。
天災や飢饉、疫病はじめいろいろな出来事があった際に改元されてきましたからね。
現在では天皇が皇位継承の折にのみ改元されますので、それほど頻繁にはありません。

しかし、その際に元号に対する思いは時代を反映したものとなっています。
そうした想いを分かち合ってよい時代となるようにしていきたいですね。

藤田

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