今日の心がけ~職員のスピーチ~

吸殻だらけの駐車場

2019.06.03

今朝の店舗前の掃除当番は、A君とB君です。
ほうきとちりとりを持って駐車場に行くと、タバコの吸殻が散乱していました。
その光景を見た瞬間、「ひどいなあ。喫煙コーナーに灰皿があるのに。マナーの悪い客ばかりだ」と、
A君の口から愚痴が飛び出しました。

一方、B君は「確かに君の言う通りだけど、昨日も大勢のお客様が来てくださったということだから。
マナーの悪さはともかく、ありがたいと思って掃除を頑張ろうよ」と前向きです。
もし同じ場面に直面したならば、A君、B君、どちらの思いになるでしょうか。

物事を常に否定的に捉えていると、行動面でも消極的になり、自分の能力を十分に発揮できなくなります。
肯定的に捉えることによって、そこから先の可能性も開花し、周囲に喜ばれる働きができるようになります。
マイナス面の裏側には、プラス面があるものです。
一方向の見方にとどまらずに、一呼吸入れて、多方面から物事を見つめたいものです。

今日の心がけ◆物事を肯定的に捉えましょう
「職場の教養」(一般社団法人倫理研究所より)

図書館の業務にシェルフリーディングというものがあります。簡単にいうと書架整理のことです。
開館前の作業で、排架が随分乱れていると、前日、多くの学生が利用してくれたのだなと、そこで感じます。
決して、「適当に本を戻して、いい加減な学生だな」とは思いません。書架整理とは、司書の仕事だからです。
これが、ここでいう肯定的な見方の一つになるかと思います。

物事を肯定的に考えることをプラス思考、ポジティブシンキングと言い、
良いことも悪いことも現実を素直に受け入れて、何事も前向きに捉えます。
対して、否定的に考えることは、マイナス思考、ネガティブシンキングと言い、
その名のとおり後ろ向きで、建設的な発想ができません。

ただ、このプラス思考ですが、稀に勘違いし、明らかに間違っていることでも、
「こんなことは気にしない」「支持してくれる人がきっといる」などと捉えてしまうと、
物事が決して前向きには展開しません。

まずは、全てを受け入れ、自分の気持ちに対して肯定するのではなく、
他人を認めて受け入れることから始めるといいでしょう。

事務局 係長(進路支援担当) 中村 周

OPEN CAMPUS

オープンキャンパスの日程を見る

受験生向けのお知らせ

一覧で表示

在学生向けのお知らせ

一覧で表示

閉じる
閉じる
閉じる