今日の心がけ~職員のスピーチ~
同じに見えて同じではない
2019.03.20
定規は線を引くための道具です。本来は目盛りがありませんが、目盛りがある場合は、端から間隔を置いてゼロが始まります。
一方、物差しは長さを測るものです。
一番端からゼロの目盛りが刻まれます。心の尺度を指す言葉として「自分の物差し」とは言いますが、「自分の定規」とは言いません。
物にはそれぞれ本来の働きがあります。物を大切に使うとは、その物の役割を知って、正しく使うことも含まれるでしょう。
別の用途に代用することはあっても、その物の力は、本来の働きで最大限に発揮されるのだと心得ておきましょう。
今日の心がけ◆物の本来の働きを知りましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
定規で測ることがあり、端から目盛りがあるといいのにと思ったことがあります。
「定規」と「物差し」について改めて説明されて、なるほどと感心しました。
似たような物で、別の用途にも代用できることは便利ですが、
本来の役割を知り、使うことが大切だと思いました。
仕事でも、係としての仕事があります。
しかし、他の部署の手伝いや、突発的なことや得意なことなどを理由として自身の業務を超えて行うこともあります。
それによって本来の自分の仕事が圧迫されたり、おろそかになってもいけないし、このことが恒例化してしまうのは良くないと思います。
本来の部署の仕事は、今までの実績を踏まえ取り組んで、責任をもって行う仕事であり、一番大切なものだと思います。
本来を知り、状況を見極め、人も物も働いていくべきだと思いました。
教務係 相馬