今日の心がけ~職員のスピーチ~
芋虫嫌い
2018.09.18
Nさんが息子と庭で遊んでいると、庭木に、芋虫がとまっていました。
息子は「気持ち悪い!あっちにやって!」と嫌がりました。
生き物の命の尊さを知る良い機会だと思ったNさんは、
「これはきれいなチョウになるかもしれないよ。一緒に育ててみようか」
と誘ってみました。
やがて、息子なりに様子を観察して、今日はどれだけ葉を食べたか、
夢中で話してくれるようになりました。
今では、無事成長してチョウになる日を、家族みんなで楽しみにしています。
虫に限らず、人や物事に対して<苦手だな、嫌だな>というのは、
実は、パッと見た時の印象や先入観だけで判断しているのかもしれません。
無理に好きになろうとするよりは、まずは「知る」ことから始めてはいかがでしょう。
今日の心がけ◆知る事から始めましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
虫はわたしも好きではありませんので、嫌がる気持ちはわかりますし、
今から無理して歩みよらなくてもいいとは思います。
しかし、人に対してはそれではいけないと感じます。
人はどうしても第一印象で一度、判断をしてしまいます。
相手の身なりや仕草や言葉遣いなどで、この人はこういう人だろうと思ったり、
その人のほんの一面だけの一瞬の時間で、好き嫌いの印象を持ちます。
そのため、自分が見られる部分に対しては、気を配る事は必要だと思います。
しかし、最初に苦手意識を感じたとしても、そこで関係を断ってしまわず、
やりとりをしていくと、見えてくることもたくさんあると思います。
最初は怖そうだったけれど、話すと丁寧で優しい人
しっかりしてそうに見えたのに、期限を守らない人
最初の印象からプラスにもマイナスにも変わります。
まずはその人をよく知ってから、関わっていきたいと思いました。
教務係 相馬