今日の心がけ~職員のスピーチ~

くず餅二百年

2022.06.28

東京・亀戸にある舟橋屋は、創業213年になる老舗和菓子店です。
看板メニューの「くず餅」は、昨年8月JR東日本が発表した「おみやげグランプリ」の大賞に選ばれました。
自然発酵させたでんぷんを蒸し上げて製造する「くず餅」は、出来上がるまでに450日かかります。
手間がかかり、効率が悪くても、創業時の製法を守り続けている同社。
「軸をぶらさずに作り続けていることが、お客様からの信頼につながっている」と八代目当主の渡辺雅司社長は語ります。
どのような企業にも、「軸」となるものがあります。また、企業に限らず、そこで働く一人ひとりの中にも、変えずに大事にしている「軸」があるはずです。
これまで愛され信頼されていた軸を守り抜くことで、その人やその企業の価値は高まるものです。

今日の心がけ◆自分の価値を高めましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

埼玉純真の「軸」となるものはなんだろうと考えてみました。
教員・職員の垣根がなく一致団結する姿、誰にでも挨拶をする習慣、学生たちのことを教職員全員が気にかけている様子など、どこをとってもあたたかく明るいイメージです。

そのように考えてみて、本学の軸は「人」ではないかと感じました。
教職員がそれぞれ、本学を自分の居場所として、居心地が良いと感じている様子が伝わります。
全体的に常に笑顔で、それが学生たちにも伝わり穏やかな雰囲気を作り上げているのかもしれません。
そこに緑あふれる環境やかわいらしい施設の魅力も加わり、純真のイメージは作り上げられています。

このイメージは必然的に相手に伝わるものです。
また、たった一つの過ちで逆転してしまうのも事実です。
それまで積みあげてきたものが、ささいなことでマイナスイメージを与えてしまうこともあります。

本学の一員である以上、このイメージを損なうことのないよう、自覚をもって仕事に励もうと改めて思いました。

入試広報 西山

そう考えてくれるのは本当に嬉しいですね。
そうです。
本学は学園訓にあるとおり「気品・知性・奉仕」の精神で保育・教育にあたる学生を養成しています。
そこにあるのは、ここでも述べられているとおり、すべてが「人」なのです。
「信頼される保育者」を養成するといった軸にぶれがないように教職員が全員、活動していることが現在の埼玉純真を作り上げているように思えます。

大学の施設や設備など物的環境が充実していても学生を第一義に思い、向かい合う教職員に熱意がなければ教育や学習成果を期待することはできません。
本学の教職員は常に「学生ために」をその軸に置き、授業内容や方法を工夫しながら授業に臨み、事務局員は学生の生活サポート役、教員のサポート役に徹しています。
この「学生のために」のために、教職員がお互いを思いやり、協力しながら業務遂行する結果、働きやすい職場にもなっております。

「純真に入って良かった」「純真で学べて良かった」と学生が思える埼玉純真があるのも、この軸がしっかりとしているからだと考えています。
これから、我々教職員はひとり一人の学生を大切に思い、一人の人間として結ばれた信頼関係で接していきましょうね。
このようなことこそが学園訓「気品・知性・奉仕」だと考えています。

「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」(武田信玄公)が浮かんできますね。

藤田

 

 

OPEN CAMPUS

オープンキャンパスの日程を見る

受験生向けのお知らせ

一覧で表示

在学生向けのお知らせ

一覧で表示

閉じる
閉じる
閉じる