今日の心がけ~職員のスピーチ~

挨拶は誰から

2018.06.18

Kさんには最近、面白くないことがあります。
年頃の娘がKさんに挨拶をしないことです。
幼い頃はKさんが「おはよう」と声をかけると、
元気な声で「おはよう」と返ってきたものです。
そう思った時、はたと気づきました。
娘が幼い頃は、こちらから声をかけていたのに、
近頃は声をかけられるのを待つようになっていたのです。
自分は父親なのだから、子供のほうから先に挨拶をするものだと
決め込んでいたのでした。
挨拶には、目上も目下もありません。
気づいたほうからすればよいのです。

◆今日の心がけ◆気づいたほうから挨拶をしましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

このお話のように、挨拶に目下が先にというのはないと思います。

ですが、挨拶の仕方は家族や友達にする挨拶と、
職場で上司の方にする挨拶とでは違いがあります。

どちらが先、ということで気分を害される人は少ないと思いますが、
挨拶の仕方が馴れ馴れしいとか、
片手間に顔も見ずにというようなエラそうなものだと、
気分を害される人はいるはずです。

ですので、そこをわきまえていれば、先でも後でも、
声をかけてもらえることは嬉しいことだと私は思います。

学生の頃はあまり感じたことはなかったのですが、
社会に出てからは、挨拶をして気持ちよく返してもらえたり、
明るく挨拶をしてもらえた時には、
自分の存在が悪いものではなかったのだと感じられて、
心地よくその時間を過ごせることを実感することが増えました。

「マイナス思考」と言われてしまえばそうですが、
私としては、子供の頃よりも人との関わりを大事にするように
なったからだと思っています。

とは言え、私自身、朝が苦手だったり、気持ちが後ろ向きだったり、
何か機嫌が悪いなど、いつも明るく朗らかにというわけにはいかず、
どちらかと言えば下を向いている時の方が多く、
声をかけづらいと思わせてしまうことの方が多いと思います。

このお話を読んで、そういう自分が朝から周りに
不快感を与えていたとしたら申し訳なかったなと、反省しました。

せっかく同じ家、同じ地域、同じ職場などで顔を合わせ過ごすのですから、
お互いの存在をちゃんと認めて、気持ちよく関われるように、
自分以外の人に思いやりを持って、快く接することを心がけたい
と思いました。

庶務係 大澤

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