今日の心がけ~職員のスピーチ~
天気図を愉しむ
2016.03.31
今朝、出勤前に天気予報を確認してきた人は多いでしょう。
天気予報は、私たちの生活に欠かすことのできない大切な情報の一つです。
その天気予想や気象情報を作成する上で、重要な資料となるのが天気図です。
今日は、日本で初めて天気図が作成された日です。
1883年(明治16年)の2月16日に、東京気象台において、
ドイツ人の気象学者エルヴィン・クニッピングの指導の下、
七色刷り天気図が作られました。
当時は、全国十一ヵ所の測候所で地上観測された気象情報のみで、現在の天気図とは見た目もだいぶ違ったようです。
天気図が掲載されるメディアと言えば、昔は新聞とテレビでした。
現在はパソコンやスマートフォンで、時間ごとの変化など、
詳細な情報を誰で手軽に確認できるようになりました。
天候は大自然のなせる業です。天気の変化はあって当然のものと受け止め、
雨を愉しみ、風邪を愉しみ、四季折々の変化をじっくり味わいたいものです。
私は、天気が悪いと嫌だなと感じてしまい、筆者のような感情は湧きませんでした。
しかし日本には四季があるおかげで、昔から旬の物を味わう文化や、
季節によって衣服を変化させ楽しむ文化、そういった生活の中で
日本人は一年を愉しんでいたのだと思います。
埼玉純真の学校内も新年度に向け、
植木や花壇の手入れをして頂いているおかげで、春らしい素敵な雰囲気になりました。
最近ではスーパーやインターネットでいつでも同じような物が一年中てに入り、
私自身も食材や花などの収穫、栽培時期がいつなのかわからない時があります。
料理を作ったり花を飾ったりするのも意識的に旬の物を使うように心がけ、
何気ない日常も季節を感じながら心穏やかに過ごしたいです。
今日の心がけ◆自然の営みを尊びましょう