今日の心がけ~職員のスピーチ~
恥の上塗り
2022.01.11
失敗をして、恥ずかしく思うことを「恥をかく」といいます。
さらに失敗を重ねて、恥をかくことを「恥の上塗り」と表現します。
通常、恥をかくような失敗をした時には、
〈次は失敗しないように〉と慎重になり、
さらに失敗を重ねることは少ないものです。
ところが、失敗をした恥ずかしさから、
冷静な判断ができなくなってしまう場合もあります。
そうした時に、普段ではありえないような失敗を重ねて、
恥の上塗りをしてしまうようです。
また、自分の失敗に気づいた時、それを隠そうとして、
「言い訳」をしてしまうことがあります。
これも、恥の上塗りと言えるかもしれません。
失敗は、どのように言い繕っても失敗でしかありません。
その経験を次に活かさなければ、成長にはつながりません。
それを「言い訳」で隠そうとすると、自身の成長が望めず、
周囲にも悪い印象を与えます。
失敗を認め、思いっきり恥をかいて、大きな成長を目指しましょう。
今日の心がけ◆言い訳は恥の上塗りと心得ましよう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
失敗したときは、「報告・連絡・相談」と言われるように、
まず報告することが大切だと思っています。
職場であれば周りにすぐ報告をし、適格に処理をすることが必要です。
一番やってはいけないことは、言い訳や嘘をつくことです。
その場はごまかせたとしても、後々嘘だったことは分かってしまいます。
そして一度嘘をついてしまうと、信頼を取り戻すにはかなりの労力が必要になります。
そうならない為にも、失敗したときは正直に謝罪することが大切です。
また、同じ失敗を繰り返さないよう、マニュアル作成、メモをとる等、
その都度確認しながら物事を進めていかなくてはいけないなと、改めて思いました。
教務係 田口