今日の心がけ~職員のスピーチ~

二人三脚

2021.06.02

一人で走るのと、二人三脚で走るのとでは、走る速度に圧倒的な差がつきます。
スピードだけを見れば、一人で走ったほうが目的地に早く到着します。
しかし、仕事をする上では、最初から最後まで一人で行なうものは、ほとんどありません。

二人三脚、あるいはチームプレーで行なう業務が大半であり、情報の共有、助言や指示、依頼などが、日常頻繁に行なわれます。
それだけに、成果を上げるためには、周囲と連携し、協力して行なうことが大切です。

もちろん、一人で走り続ける孤独な業務もありますが、そのプロセスで得た体験を自分一人で抱えてしまっていては、もったいないものとなります。

会社は、先人が切り拓き、獲得してきた知識や技術を引き継ぐ形で強化され、良き伝統、風習が築かれていきます。
〈一人でやったほうが楽だから〉と、教えを乞わず、人にも伝えない傾向は改め、二人三脚の精神で、力強い企業風土を築いていきたいものです。

今日の心がけ◆共同作業を楽しみましょう
「職場の教養」(一般社団法人倫理研究所より)

子供の頃、運動会で初めて「二人三脚」という競技を知り、不思議なスポーツだと感じました。
徹底して相手に合わさなければ成り立ちません。
組んだ相手が「自分に合わせろ」というタイプであれば、体力に差があると結果は一目瞭然、転倒する落ちが待っています。

私は学生の頃、いわゆる文科系の人間で、特有の“個人主義”を通して生きていました。
ただ、この“個人主義”同士のコミュニティもあり、お互い人付き合いの難しさを身に染みて感じながら、それぞれ渡り歩いていたように思えます。

社会人になると、そうは言っていられません。
今年度、私なりに目標を立てました。
頼まれた仕事は、どんな状況であれ直ちに行動し、そのまま片付けられそうであれば、最優先で取り掛かります。
結果、そのことで何かの仕事が滞るかもしれません。それは気付いた時に修正します。

頼まれるだけではなく、こちらが気づいた時、積極的に声を掛けていこう、そして声と同時に身体も動かそうと決めました。
感情や利害などは抜きに、待ちの姿勢はやめようと。

何かを決心した時、今までには考えられないような転換が必要なのではないでしょうか。

係長(学生係) 中村 周

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