今日の心がけ~職員のスピーチ~

お客様との架け橋

2021.03.18

埼玉県で建設業を営むK社では、毎月、「木ごころ通信」という社報を発行しています。
同紙の存在は、お客様とのより良い関係を築く一助となっています。
発行当初は、建築に関する内容が中心でした。

しかし、ある時、社長自身の体験談を記事にすると、多くの反響がありました。
難しい専門知識より、日常の些細な出来事のほうが身近に感じられたのでしょう。

住宅はお客様にとって大きな買い物です。
末永く快適な暮らしができるよう、お客様の笑顔を思い浮かべ、手紙を書くように通信を発行しています。

◆今日の心がけ◆お客様とのより良い関係を築きましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

社でも個人でも、アピールポイントとは?と考えると、成功例やどんな良いことがあるか、どれだけお得かなどやどんなことをしてきたかなどの実績を挙げることがよくあります。
ですが、このお話しの社長さんの些細な日常の出来事のように、読んだり聞いたりした人が共感できることの方が、より心に残るのだと思います。

私自身、電化製品を買いに行った時に、説明書を丸暗記したように、ただただ機能を紹介され、CMで流れている凄いところをアピールされたことがあります。
しかし、全く心に響かず、逆に、自分で説明書を読めばわかることだし、延々自慢話をされたような気がして、今、ここで買うのはやめようと思いました。

これとは逆に、大して買う気もなく何気なく立ち寄ったお店で、世間話をするように、自分が使ってみてこうだよとか、知り合いが使っててこんなこと言ってたよなどと話してくれた店員さんに好感が持て、その製品も使ってみたいと思えて、買ってしまったこともあります。

このお話しでは、好感の持てる社報がお客様との距離を近くしているとのことです。
何か物ではなくても、接した相手が自分と近い感覚を持っていると感じられたり、自分の都合や利益のために愛想笑いをし、良いことばかりを並べるのではなく、相手のことを考えた提案だったり、わざわざ足を運んでくれた人に、何か良い情報や気持ちを持って帰ってもらいたいというような接し方をしてると感じてもらえれば、相手との良い関係を築けると思います。
これが、また次に繋がっていくと思います。

私も、来学してくれる人に少しでもそんな風に対応できるように、心に止めておこうと思いました。

庶務係 大澤

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