今日の心がけ～職員のスピーチ～

会話の糸口

　ゴルフの標準的なプレー時間は五時間ほどです。その中で、実際にボールを
打つ時間はわずかで、大半は移動時間となります。

　一緒にプレーするのが、家族や仲間内であれば、和気藹々とした雰囲気になる
ことが多いでしょう。しかし、仕事上の接待などでは、会話が続きにくいことも
あるものです。

　特に、相手のスコアが悪い時は、会話が沈みがちです。そういう時、話の
きっかけとしてよく使われるのは「今朝は何時に起きましたか」という一言です。

　ゴルフになると、大の大人であってもテンションが上がるため、早起きをして、
ワクワクした気持ちでプレーに臨む人が多いようです。それだけに高揚感を
取り戻し、そこから話が広がるきっかけになり得ます。

　ゴルフに限らず、仕事で雰囲気が悪くなったり、会話が途切れた時は、相手が
反応しやすい声かけに努めたいものです。場を盛り上げる話題を提供することは、
様々な場面にも活かされるでしょう。

今日の心がけ◆状況に応じた話題を提供しましょう
『職場の教養』：一般社団法人倫理研究所より

　初対面の人や、あまり話したことがない人と会話するときは、
話題を見つけるのに苦労します。話さなくてもいいのに
なんとなく話さないといけない気持ちになります。

　会話のヒントとしては、「木戸（きど）に立（た）ちかけせし衣食住」と
いう言葉が使われます。「き」は気候、「ど」は道楽、「に」はニュース、
「た」は旅、「ち」は知人、「か」は家庭、「け」は健康、「せ」は世間、
「し」仕事です。何らかのこだわりを持っていることがあると盛り上がると
思います。

　
事務局係長　田中淳一