今日の心がけ~職員のスピーチ~
わが心の法則
2020.10.12
老若男女にかかわらず、日々を生きていると、楽しいことや辛いこと、嬉しいことや悲しいことが起こってきます。
楽しいことや嬉しい出来事が起きると、〈またこんなことがあればいいな〉と思うものです。
「私は『良いことがあると、次は悪いことが待っているのではないか」という思考が働く」と述べているのは、東京大学の教授の西成活裕氏です。
氏は、それを「損得の一定の法則」と名付けているそうです。
その意味は「良いことの後には悪いことが起きる」という、後ろ向きな捉え方ではありません。
「人の一生において、マイナスの総和とプラスの総和は同じではないか」という氏の考え方によるものです。
一生をこのように捉えることができれば、辛いことや悲しいことが続いても、「次はきっといいことがある」と、肯定的に受け止めることもできるでしょう。
このような心がけは、意志を強くすることにもつながるはずです。
今日の心がけ◆「次はいいことがある」と受け止めましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
日々の中ではもちろん、良いこともあれば悪いこともあります。
人生で見れば同じくらいになるという考え方は、そうあってほしいという希望を含めて私も思っています。
自分に悪いことがあったときは、このマイナスの分だけこれから良いことが起こるはずと考えたり、良いことがあったときには、以前の悲しんだりつらかった分のご褒美だと感じたりします。
他人に対しても、良いことばかり続いているように見える人も、見えないところで悪いことも起こっているだろうし、辛いこと悲しいことがあった人には、楽しいこと嬉しいことが待っていると思ってほしいです。
そうして、日々いろんな感情が起こりますが、前向きに受け止めていけると良いと思いました。
教務係 相馬