今日の心がけ~職員のスピーチ~

終盤からが本番だ

2020.09.25

「物事を最後までやり遂げたい」と思いながらも、最後に集中が途切れて、良い結果を残せない場合があります。
いわゆる、「最後の詰めを欠く」というようなことです。

 脳医学者・林成之氏の研究によると、物事が完遂する前に〈だいたいできた〉と思うと、脳は、思考することをやめてしまうそうです。

 脳の働きを最大限に活かすには、「もう少しで達成できるという時にこそ『ここからが本番だ』と考えることが大切」だと述べています。

 最後までやり遂げる力は、日常生活の中で高めることもできます。
たとえば、「靴を揃える」「立ち上がった後に椅子を入れる」といった小さな後始末を通じて、終わりをきちんと締めくくる心を養うことができるでしょう。
 
取り組んでいる仕事がいよいよ終盤を迎えた時は、〈まだ終わっていないぞ〉〈後始末までが仕事だ〉と、引き締める意識を持ちたいものです。
 一人ひとりの完遂力を高めれば、職場全体の活力も上かっていくでしょう。

今日の心がけ◆完遂力を高めましよう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 スポーツに例えると、自分達が優勢な試合であと数分で勝利するという時に、最後に気を抜いたことで大逆転され、負けてしまうことがあります。 

 逆に負けていても最後まで諦めず、審判の試合終了のホイッスルが鳴るまで、全力を尽くした結果、逆転勝利につながったという試合もあります。

「終わりよければすべて良し」と言いますが、スポーツでも勉強でも日常生活でも、最後が一番大切と言います。
 
 常に最後までやり遂げる力をつけ、小さな努力を怠らないよう、気を引き締めていきたいと思いました。

教務係 田口

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