今日の心がけ~職員のスピーチ~

流れ星の競演

2020.07.18

子どもの頃夜空を見上げながら、星に願い事をした人は多いことでしょう。
秋から冬にかけては空気が澄んでいるので、天体観測をするには絶好の時期です。
天頂に見える「秋の(ペガサス)四辺形」やそこから連なるアンドロメダ座、カシオペア座など一等星こそ少ないものの、二等星を含む星座が多いのが特徴です。
この時期は2つの流星群が競演します。
1つは「しし座流星群」で速度の速い流れ星です。
もう1つはゆっくり流れる「おうし座流星群」です。
見ごろは18日未明で、月明かりの影響がなく、最適な観測条件となります。
2つの流星群のロマンチックコラボレーションを見ることができるでしょう。
大昔、ウラル・アルタイ語族の人々は「流れ星は神様が地球の様子を覗くために、天の扉を少しだけ開いた時に漏れた光」と考えました。
そして、流れ星を見た瞬間に神様とつながることができ、願い事が叶うと信じられていたそうです。
この週末は、家族や友人、職場の同僚もしくは自分の幸せを願いながら、流れ星の競演を楽しんでみてはいかがでしょう。

今月頭に日本の遥か上空を隕石が飛びました。奇しくも習志野市内に破片が落ち、習志野隕石として命名され天文ファンを魅了しています。
これは大火球で長い時間夜空に見られたようですが、数多の流れ星はゼロコンマ何秒という極めて短い時間に夜空を截ります。
その中で身近な人への愛や想いを願うのは大変ですが、ウラルアルタイの人々のように天の扉が少し開く瞬間と考えれば、ロマンがあります。
何はともあれ、はるか外宇宙からどのような思いをもって飛んでくるのでしょうか。

今日の心がけ♦身近な人の幸せを願いましょう

出展(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

以上

学生担当・子ども支援地域連携センター担当 奥貫

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