今日の心がけ~職員のスピーチ~

お客様に寄り添う

2020.03.23

Mさん一家がレストランへ食事に行った時の出来事です。

Mさんの息子は、アレルギー体質のため、メニューにある料理を注文することができません。
妻の手作り弁当を持参し、持ち込みを受け入れてもらえるか、店長に事情を伝えると、即座に了承してくれたのでした。

店長は「お母様、ご苦労の多いことでしょう。作られたお弁当をお預かりできますか。
ディナー用の器に乗せて用意させていただきます」と言いました。
店長の対応に、家族全員が感動しながら食事をしたのでした。

また、支払の際には、店長が「いつでもお越しください。お待ちしております」と、笑顔で見送りをしてくれたのです。
すぐに次回の食事の予定も計画せずにはいられないMさん一家でした。

同様の対応をどの店でもすることは難しいでしょう。
とはいえ、お客様の求めるものを的確に捉える気配りがあったのは事実でしょう。
今後の良い関係につながる応対を心がけたいものです。

今日の心がけ◆プラスアルファのサービスを目指しましょう
「職場の教養」(一般社団法人倫理研究所より)

ハイクオリティな高級店であれば、それなりのサービスを受けられると思いますが、客側の感覚として“当たり前”であれば、特別に驚くことはありません。

対して、チープなお店で想定外の良い対応を受けると、感激します。
むしろ、大衆的だからこそ、家庭的な雰囲気で気付きがあり、ちょっとした気配りを自然に出せるのかと思います。

客商売であれば、何らかのマニュアルがあり、対価が大きければ、それだけ細かい客対応につながります。
それは、客の立場から見ても「このくらいのサービスをしてくれるだろう」という気持ちがあるはずです。
その気持ちを超えたところに、プラスアルファのサービスが存在します。

例えば、高校の進学相談会で出会った生徒が本学のオープンキャンパスに来てくれて、そこで改めて声をかけます。
「私のこと覚えていてくれたのですね」と実際に言われたことがありますが、こちらは当然覚えていても、当の生徒は、たくさんいるオープンキャンパス参加者の一人だからと受け止めていたのかもしれません。

小規模大学である本学の環境を活かし、相手の想定外の気付きの声掛けを意識していきたいと考えます。

事務局係長 中村 周

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