今日の心がけ~職員のスピーチ~

慣れたことほど

2020.01.14

 K氏の職場では、本誌を使用した活力朝礼を行っています。
 内容は、①経営理念の唱和、②挨拶実習、③『職場の教養』輪読、4本日の業務予定、⑤スローガン斉唱という流れです。
 ある日の朝礼で、最初の「経営理念の唱和」のリーダーが、冒頭の言葉を間違えてしまい、しどろもどろになってしまいました。
 次に、K氏が挨拶実習をする番です。
 何度も経験したリーダーの役割ですが、思いがけなく場の空気に飲まれてしまい、締まりのない挨拶実習になってしまいました。
 すると、その日の『職場の教養』は「慣れたことほど緊張感を持って臨みましょう」というテーマだったのです。
「まさに今日のことだ」と痛感しました。
 あらゆる場面で、経験を重ねることは自信となります。
しかし、その経験から「慣れ」が生じ、緊張感の欠如につながることがあるものです。
 その日からK氏は、適度な緊張感を持って、朝礼に臨むようになりました。

今日の心がけ◆良き緊張感を保ちましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

慣れた事というのはあまり意識をせずに行っていることが多くなります。
ふと、どうやっているかを改めて考えると、次のようなことが思い浮かびます。
それは混乱してしまったり、思いがけず何かミスをして躓いたときです。
このときには焦りも加わって普段は気にも留めずできていることが上手くいかなくなることがあります。

新しい事であれば、必要以上に事前の準備や確認を入念に行っているのでミスが無いように注意し、気を配っていると思います。
しかし、慣れによる安心は、それが疎かになってしまい、ちょっとした時に崩れてしまう危険があると思いました。

経験による判断や自信は必要だと思いますが、その中でも定期的な確認を行うなど、確実な仕事ができるように緊張感を持って臨みたいと思います。

教務係 相馬

OPEN CAMPUS

オープンキャンパスの日程を見る

受験生向けのお知らせ

一覧で表示

在学生向けのお知らせ

一覧で表示

閉じる
閉じる
閉じる