今日の心がけ~職員のスピーチ~

不屈の精神

2019.12.13

新横綱として迎えた大相撲春場所で、稀勢の里は、初黒星を喫した十三日目の取り組みで、左肩から腕付近を傷めてしまいました。
千秋楽までの出場が危ぶまれましたが、横綱の自覚と責任から、テーピングをして出場を続けました。
その結果、稀勢の里は本割と優勝決定戦で連勝し、劇的な逆転優勝を果たしました。
「苦しかった分、うれしいです。これは自分一人の力じゃない」と、周囲への感謝を忘れず、二場所連続の賜杯を感涙の中に受け取ったのです。
壁を乗り越えた多くの人に共通しているのは、「自分自身に負けてたまるか」という闘志がバックボーンになっていることです。
勝ち抜くためには、立ちふさがる幾多の壁を乗り越えねばなりません。
自分の中に眠っている闘志に火をつけ、「負けてたまるか」の不屈の精神で、目標に向かって力強く歩み続けていきましょう。
苦しさを乗り越えた分の喜びが、その先に待っているはずです。

今日の心がけ◆心を強く持ちましよう
「職場の教養」(一般社団法人倫理研究所より)

大相撲の醍醐味は、厳しい稽古を積み重ねた力士が、緊張の立ち合いから、一気に全力を出し切って勝敗を分ける世界にあると思います。
これは“運”などではなく、正に不屈の精神です。

ただ、残念なことに、最近は外国出身の横綱が増えてきたことです。
一昔前、北海道や東北の貧しい家で育って、親を助けたいという一心で、横綱まで昇りつめた力士が多くいましたが、その姿勢は、今や外国人が受け継いでいるようです。

小学生のころ、「負けてたまるか」という言葉をよく耳にしました。
古き良き、昭和の世代の根性の世界です。
そういう環境の中では、ちょっとしたゲームやスポーツであっても、そのような感覚が芽生えます。

心や精神を育てることから、実技や競技そのもの磨く時代に移り変わった今、敢えて、仕事でも小さな目標を掲げ、不屈の精神という感覚を呼び起こして、臨んでみたいと思います。

事務局 係長(進路支援担当) 中村 周

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