行田市教育委員会教育長 森郁子先生の講話

行田市教育委員会教育長、森郁子先生の特別講話が
前日の秋本羽生市教育委員会教育長先生に続き、
平成29年8月2日(水)に行われました。

森先生の授業は、
「あいさつをしましょう!」と隣の席の学生に
次々とあいさつリレーから始まりました。

ただし、一度紹介された挨拶は使えません。
グッドモーニング、おはようございます、
ハロー、やぁ!ア二オハセヨーなどなど、
国際色豊かに様々な挨拶が飛び交いました。

続いて「先生の仕事とは?」のお話しでは
「先生の仕事は“人を育てる”という崇高な仕事」ですとの
お話しに学生たちは姿勢を正したように見えました。

その先生の心得として
「①あいさつ ②表情 ③身だしなみ ④言葉づかい ⑤態度」
基本であることもお話しいただきました。

そして、先生が用意してくださいました10数ページにわたる
レジメでワークです。

授業の形態もさまざまに工夫されて行われていることを
クイズ形式、演習形式など、・・・で、
次々紹介され、学生もみんな一緒になって楽しく授業が進みました。

  

まずは、「しりとり」、
そして「風はどんな音?雨はどんな音?空はどんな色」などでは、
日ごろ何気なく聞いたり見たりしていることが
意外とわかないことも体験しました。

続いて、4コマ漫画で4歳児や5歳児の
「よくあるいじわる、どうアプローチする?」を特徴的に捉え、
先生としてどう解決に導くことができるかを学びました。

また、ボールを使っての人間関係や子どもと先生の関係のあり方、
子どもへの理解と共感することの大切さ、
子どもの力の素晴らしさ
<ある(存在)、する(自立)、なる(成長)>を信じ、
子どもの持っている力を引き出すことが大切であると
教えていただきました。

最後に「ひまわり先生のつめきり」というお話しを読み、
楽しい講義も終了しました。

森先生のお話しは
長年の先生としての実践経験に裏打ちされた貴重なお話が沢山あり、
学生たちが先生の言葉の一つひとつに頷いていたことが印象的でした。

130名の学生が集まる中、
有意義で、楽しい授業があっという間に進み、
この幼児教育の重要性や仕事に真摯に取り組むことの大切さ、
そして、改めて子どもの素晴らしさ、
子どもとともに成長することに気付かされました。

森郁子先生、ほんとうにありがとうございました!

こども学科 教授 伊藤道雄

行田市教育委員会教育長 森郁子先生の講話

2017.08.09

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